やごおたま救出大作戦2007
6月の中旬に、一昨年・昨年に続いて3度目、学校の「やごおたま救出大作戦」に家族揃って参加してきました。
とは言っても私はプールに入らず、見学&撮影係です。
昨年のレポート
やごおたま救出大作戦
やごおたま救出大作戦2
PTA主催行事で、今年は昨年を大きく上回る160名ほどの参加があったそうです。
教職員も数人、今年は教育実習生も参加してくださってました。
うちのダンナさんは、経験をふまえ、今年は短パンです。
子供達も多少ズボンの裾が濡れたっていいような服装に。しか~~~~~し。
なんだか思いっきりすべって、下半身ぼっちゃん!
最後は開き直って、にごった水の中を泳ぐ始末・・・。
案の定プールから出たら風で身体が冷たくなり「寒い~~~!」。次回は着替えも持ってこないとダメそうです(苦笑)。
水位はほどほどでしたが、肝心の生き物が少ない!
今年は暖冬の影響か、カエルがいつもよりも2週間くらい早く産卵したそうで、おたまじゃくしは高い水位のままだったこの時期までに、ほとんどがカエルになってしまっていて、隣の雑木林に逃れたか、カエルになったままおぼれ死んでしまったものも多かったとか。
見つけられたのは、もうすぐ尻尾も取れそうなカエルになりかけのものがほとんどでした。
その他の生き物はヤゴがほとんどで、あとはマツモムシとカゲロウの幼虫、ミジンコが少し。
(余談ですが、ウスバカゲロウ(アリジゴクの成虫)は、同じカゲロウと言われていても全く違うのですね。かたやカゲロウ目は不完全変態、かたやウスバカゲロウは、アミメカゲロウ目で完全変態、ですよね~。見た目も全然違うことに今更ながら気づきました。)
生き物のほかには、自然にできた葉脈標本探しをした人もいました。
学校の理科クラブでは薬品を使って葉脈標本を作ったりしているのですが、自然にできたものは、きれいにできたものを見つけるのはなかなか難しいようでした。
息子のお友達のNくん(クラスでは博士と呼ばれています)から1枚いただけたので、持ち帰りました♪
本当に一生懸命生き物を探している人もいれば、途中からはもうただ水遊びをしているような(あっ、うちの息子じゃん!(^_^;)子もいて、だんだんプールの水が濁って何も見えなくなった頃に一旦終了。
全員がプールから上がって、次は救出した生き物を学校そばの湧水へ放流しに行きました。こちらは学校が高台にあるので坂を下るため、有志で。
先生方も数人一緒に来てくださいました。
野川という自然が多く残る川の脇にある湧水にも多くの生き物がいます。民家の脇ですが、夏は大勢の子供達がざりがに釣りやメダカ捕り、カワエビ捕りを楽しんだり、植物でのおままごとや色々な遊びを楽しんでいる貴重な場所です。
今回は民家の大きなビワの木にビワの実がたくさんなっていて、湧水にたくさん落ちていました。
しばらくそこでもいろいろな生き物を見つけたりして過ごして解散。お昼を回っていました。
まだ名残惜しい!という子供達を説得して帰路に。
帰りは近所の麦が美しく色づいているのを見ました。
夏はもうすぐ。
また川に遊びに行こうね、子供達。
虫やカエルが苦手!という子も多いけれど、やっぱり子供達は生き物が大好きで、興味は尽きないものだなぁと思いました。これからもいつまでも自然科学に興味を持ち続けていってほしいです。
最後に。
毎回この行事に参加してくださり、豊富な知識をもって子供達に分かりやすく、そして興味を深めてくださるお話をしてくださるS先生に心から感謝申し上げます。
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コメント
うちの子どもたちが通う小学校でも、やごおたま大作戦が行われる予定です。ここ二年程は雨で中止だったので、今年はお天気が味方してくれるといいな。ミジンコをつれて帰る計画です。まみさん、様々なご活躍、かげながら応援しております(^o^)
投稿: kuroppi | 2010.05.14 20:05