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2008.08.28

崖の上のポニョ

崖の上のポニョ宮崎駿監督作品「崖の上のポニョ」(以下ポニョ)を観てきました。
朝一番のシネコンに上映40分前に行ったら、上映時間が9:15からだというのに営業開始が9:00で、しばらく待ちました。最初20人くらいの列だったのが、みるみるうちに後ろに100人近く並んだので「あらーこれは大変!」と思ったのですけれど、多くの家族連れが「ポケモン」目当てだったので(^_^;、500席もある大きなスクリーンに30人もいないお客さんの入りですっかすかでした。

アニメーションとしてはスタジオジブリならではの動きの美しさ、保田道世さんの色設計、作画監督の近藤勝也さんと美術監督の吉田昇さんの仕事ぶりが際立っていたと思います。
宮崎駿さんの心の中にある世界をうまく表現するというのは「他人」なのによくできるものだなぁと思うので。

ストーリーはあれこれ考えちゃダメなんだろうな、と思うものでした。
聞きたいことがいっぱいありすぎました。「あれはどうなるの?これは?それって?」

それからこういうストーリーは女性には書けないなぁと思いました。
男性が思う女性像・母親像、そして父親像のようなものを感じました。
NHKで8月頭に放送した宮崎駿氏のドキュメントでも母親への追慕のようなものがヒントとしてあるというようなことを言っていましたが、そういうことが大きく映画の中にあると思います。


それと宣伝の上手さ、なのかな。
ポニョのあの歌「崖の上のポニョ」のさわりの部分をこれでもかこれでもかと流して「電波ソング」とまで言わしめるほどにしたことで、ポニョが何をしでかすのだろう~という大きな期待を持たせることに成功しています。

でも私は映画を観た後、あの宣伝はあまりしないほうが良かったように思いました。
テレビ局がバックアップするのだから仕方ない戦略なのでしょうが、あの歌を何度も何度も聴いたことで妙な期待感を持ってしまい、映画のラストに流れることは違和感を持ちました。
企画段階では映画の冒頭に持って行くように考えられていて、途中で映画館を出るときに子供達がこの主題歌を口ずさんでほしいという願いから最後に流すよう変更されたと聞いていますが、あれだけの電波ソング状態にCMやTV特番でしてしまったのだから、企画当初のように映画冒頭に流し、その後は映画のお話の中に全てを引き込んでほしかったと思います。
そのほうがポニョが「人間になりたい」と願い「家出する」という前途を持った気持ちがより強く表現されたのではないかと思うからです。


宮崎監督は「パンダコパンダ」2作品が全てであるような気がして仕方がありません。
「パンダコパンダ」はトトロの原型であるということは良く指摘されています。
今回のポニョは続編の「パンダコパンダ・雨ふりサーカス」に似ています。ストーリーの一部分・アイディアがそっくりです。
一人の人間が作り出す物語というのはさほど多彩にはならないのではないでしょうか。


もし叶うなら、ポニョの父親であるフジモトがなぜ人間であることを捨て(とは言っても人魚のようには暮らせず空気の玉の中で呼吸をしている)、海の住人となり、グランマンマーレと出逢ったのか、そのストーリーを映画化してほしいです。


追記
ネットでは色々な人の感想・批評を読むことができます。
そんな中よくまとまっていると思うものを二つご紹介します。


竹熊健太郎さん(編集家)
たけくまメモ「宮崎駿のアヴァンギャルドな悪夢
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_fb6c.html
このエントリー以下2回目を観て来た、というものや「カンフーパンダ」と共に評論した一連の論評があります。


前田有一さん(映画批評家)
超映画批評『崖の上のポニョ』55点(100点満点中)
http://movie.maeda-y.com/movie/01143.htm
そうそう、そんなふうに言いたかったんだーと共感するところがたくさんありました。
点数を付けることは私にはできませんが、そんな感じです。

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2008.08.25

浅草寺を訪ねる

浅草寺雷門両国の花火資料館で花火のことを勉強したあと、夕方門前仲町でうちのダンナさんと落ち合うつもだったので、時間が少し空いてしまい、急きょ浅草の浅草寺へ行くことにしました。
私はたぶん、ちゃんと浅草寺の仲見世を歩くのは20年ぶりです。
子供達は初めて。
夏休みなので色々な人でにぎわっていました。

仲見世通り浅草寺本堂にお参りに行くためには、まず雷門をくぐり、仲見世通りを通って宝蔵門を通ります。
雷門には風神雷神像がいます。
雷門をくぐるとすぐに仲見世通り。人がいっぱい。でも整然と歩いていました。
外国人が多いですね。
仲見世とクロスするように商店街が左右に伸びているんだけど、20年前に行った時はそちらに流れたのだったと思います。

ペット用品店
仲見世には御土産店がたくさんあるのだけれど、娘はペット用品店にあるぬいぐるみに見入ってました。
私は手ぬぐいとかハガキとか見たかったけれど、とりあえずパスしてどんどん進みます。

仁王様の足宝蔵門には仁王様がいました。足の血管が浮いているほどの力強さ。下から見上げることを想定しての造形、なかなか迫力あります。
この宝蔵門は二階建てになっていて、二階には浅草寺の宝物がおさめられているのだそうです。朱塗りの美しい門でした。

浅草寺本堂
いよいよ本堂。向かって左側には五重塔もあります。
浅草寺は関東大震災ではほとんど焼けなかったけれど、東京大空襲でそのほとんどを焼失してしまったのだそうです。そのため現在の建物は木造建築ではありません。
でも本堂の天井画には私の好きな川端龍子の「龍の図」があるし、現代もなかなか良い文化を残しています。

五重塔秘仏とよばれる本尊(聖観世音菩薩)は信徒ですら見ることもできないのだそうです。
代わりに「お前立ち」という像が境内に置かれ、人々はこれを拝していきます。
お参りを終えて振り返ると、五重塔がちょうど西日を背にし、美しいシルエットになっていました。
五重塔は美しい造形です。
お寺一つにも色々な人が関わっています。
歴史的なものが積み重なっていることもあり、信仰という人間の心の部分を支えるものあり、色々と考えさせられます。

雷門前のお店暑い上に散々歩かされた(と言ってもたいした距離じゃないのに)子供達がバテ始めたので、浅草寺参りを終えた後は、うちのダンナさんに会いに行きました。
最初は門前仲町で落ち合うつもりでしたが、まぁ職場もそう遠くないし(って港区ですけど)。
その後門前仲町でお好み焼きを食べようと思って行ったら深川のお祭りの後でお休みでした!嗚呼タイミング悪し。豪雨と雷の中帰路につき、途中でお気に入りの焼肉屋さんで晩御飯にしましたとさ。
なんだか夏休みらしい日を過ごしました。

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2008.08.24

花火資料館

両国花火資料館
息子の自由研究テーマは「花火」。ということで、短絡的ではありますが、まずは「聞いてくる」ということから、墨田区両国にある両国花火資料館へ行ってきました。

打ち上げ筒をかたどっている靖国通りが両国橋を渡ると京葉道路に変わるそのすぐそばのビルの奥まったところに、小さな資料館がありました。中には係の年配男性が一人いらっしゃいました。その時は私達だけだったのですが、ほどなく3組の親子連れが入ってきたのでにぎやかに。

館内係のおじさんも一生懸命説明してくださいました。
まず基本的な花火の歴史は「隅田川の花火大会」が中心でした。
江戸時代から、と漠然と思っていたこの行事、実は八代将軍吉宗の時代の享保の大飢饉と疫病大流行の翌年に行われた「川開き」が元になっているのだとか。当時は20発ほどの、花も開かない単なる打ち上げものであったそうです。
現在のような華やかな色のある花火ができたのは明治になってから。
鎖国が解かれ、海外から様々な化学薬品が入ってきてからなのだそうです。
たとえば赤い色はストロンチウム、淡い青色はリン酸イオンの反応、というような感じなので、それらの火薬が作られる技術を持つようになってから広まったということです。

花火の種類と模型打ち上げ花火は「玉」と呼ばれる火薬が詰まった和紙でできた球状の物を打ち上げ筒に入れ、筒内にも入っている火薬の爆発で打ち上がり、空中で爆発する仕組みです。
玉の中には花火の光る元になる「星」という火薬の玉が敷き詰められ、内部で爆発するための火薬(割り火薬)で隙間を埋めます。この敷き詰め方は花火職人さんたちのまさに職人技ということなのだそうです。
その職人技の一つが玉の内側に星や割り火薬を敷き詰める際に別の層の星を詰めるために間断紙を敷くのですが、その敷き方も上手にしないといけないのだそうです。

そして玉を作る和紙は着火してから爆発するまでの時間などを計算して幾重にも貼られていきます。
これも「玉皮」と言って決まりがあるそうです。

花火を作るのは冬の間だということも勉強しました。

20号玉2尺大きさもいろいろ。
3号サイズから大きな物は30号まで。30号ともなると、打ち上げの高さ600m、花が開く直径も約600mなのだそうです。隅田川の花火大会は、川幅などの消防法の制約があり(「保安距離」といいます)、5号まで(第2会場は2.5号まで)しか打ち上げられないのだとか。
東京湾の花火大会ならもう少し大きいのも見られるでしょうけれど、もしもっと大きな20号や30号を見たかったら、長岡や大曲の花火大会に行くしかなさそうですね。

旧式の打ち上げ筒花火が美しく打ち上がるには、そんな花火の玉作りだけでなく、打ち上げ方法・技術の発達も見逃せません。打ち上げ筒に玉を仕込み、予め筒に仕込んでいた火薬に点火し、飛び出させ、空中で花開くようにする、ということは簡単なようで大変な技術が要ることだと思います。
係のおじさんも「打ち上げ失敗で昔は多くの犠牲があった」とおっしゃっていました。
命懸けの中でこんなにも発達し、日本の打ち上げ花火の美しさは世界一だといえるほどになっていったのは職人さん達の日頃の努力と研究の賜物なのでしょう。
現在は単発で打ち上げるだけではなく「スターマイン」と言われる筒を組み合わせて次々と打ち上げる方法が主流となっているようです。こちらは先日見て感動した府中の競馬場での花火大会のように音楽に合わせて発射できるように電気点火と呼ばれる方法を用いプログラムされたものなのだそうです。
こういうのは現代的ですが、どんな打ち上げ方法にせよ、人を感動させる花火は花火職人さんと演出する人の技術とセンスが上手く融合しなければならないでしょう。

実際に使われた玉展示されている花火の模型の横に少し焼け焦げた玉がいくつか飾られていたのですが、それはこの花火資料館の説明をしてくださるおじさん達が、隅田川の花火大会の終わった直後の夜中から朝方にかけて、落ちているものを一生懸命集めてきたものなのだそうです。
打ちあがった花火の玉は開いた後、川に落ちていきますが、風向きによっては地面に落ちてきます。
ほとんどは大勢の花火見物客に踏みつけられてしまうのですが、運良くそのままの形を残しているものがあるのだとかで、おじさん達は必死になって捜し歩くのだそうです。
展示しているものは、もちろん丸いまま残っているということはないので、半分ずつになった玉を同じ大きさで似たものを集めるのです。
翌朝行っても地元の子供達に持って行かれてしまうから、夜中に行くんですよ、とおじさんは微笑んでくれました。

手書きの火ビラ
資料として興味深かったのは手書きのビラ「火ビラ」です。
写真が残っているのですが、印刷されたポスターではなく、1枚1枚大きく墨で筆書きしていくものです。
資料館の説明文によると「最初の1枚の墨がにじむと雨が降る」と言われていたようです。
風情ある資料だと感心して見入ってしまいました。

両国橋
帰りは、両国橋をちょっと見てきました。
昔はここで二つの国(武蔵国と下総国)が分かれていたため両国と呼ばれていたのだそうです。
それで道の名前も靖国通りと京葉道路に変わるのかもしれませんね。

さて、花火の研究は一応ここまで。
この後、子供達と素直に帰らず浅草まで足を伸ばしましたが、それはまた別のエントリで。

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第5回ものクリエイションに出展します

ものクリエイション

第1回「もの作りビッグギャラリー」から毎年チーム「seed-time」として出展しています。
友人のCさんとHさんはアクセサリー系ですが、私だけ創作紙雑貨。
不思議な取り合わせですが、不思議とマッチしているのです。

コンセプトは「手作り雑多」です(^_^)

今年で5回目のこのイベント、毎年試行錯誤している感じです。
もの作り推奨のコンセプトから、だんだんエコや食育などを取り入れるようになってきました。
デザインフェスタや赤レンガ倉庫のイベントなどとはちょっと違うテイストです。年齢層もそれらに比べるとかなり高め。夏休みに開催したら子連れも多くて自由研究にもいいのにな、と思える手作り体験コーナーもたくさんあるのですが、開催日は毎年9月です。
ちょっと中途半端なので、季節モノ(ハロウィンとかクリスマス、ニューイヤー)はあまり売れないかな。

今回は9月20日(土)・21日(日)。東京ビッグサイトです。

お時間のある方はぜひお立ち寄りください。
私達の出展以外も「もの作り」を楽しむヒントがたくさんあります。私達も毎回自分達の作品を売ることだけでなくクリエイションの楽しさを堪能してきます。

今回から前売り制度となり、当日の割引券配布の制度がなくなってしまいました。残念ですが、もし行かれるよ!という方は前売り券を購入してお越し下さい。そのほうがお得です。
当日1,000円、前売り800円です。

現在作品をがんばって作っているところです。
DMももうすぐ出来上がるので、またご紹介しますね。
そのときにはもう少し詳細をお伝えします♪お楽しみに!

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2008.08.23

北陸の旅2008

関越トンネル前お盆の時期をほんの少しだけずらして北陸へ。
毎夏恒例のうちのダンナさんの実家帰省です。
子供達は本当に「おばあちゃんち」に行くことを楽しみにしています。今年は1月に生まれたばかりの従弟に会うのも楽しみの一つだったようです。

今回は、関越自動車道~北陸自動車道で行き、北陸自動車道~上信越自動車道~中央自動車道で帰ってきました。スムーズさで言うとやっぱり関越-北陸ルートがいいですね。
年々出発が遅くなり(笑)、今回はお昼過ぎでした。でも渋滞がなかった分スムーズでちょこちょこ休みを入れながらでも19時過ぎには到着。さほど疲れもありませんでしたよ。
関越のいいところはSA・PAのサービスが充実しているところですね。
上里SAにはスタバがありました。トイレもきれい。

単線を走る一両編成翌日は少し早いお盆のお墓参り。3つほど回りました。
米どころであるこの地は、暑い夏の風が吹き、広い田園風景がどこまでも広がります。
うちのダンナさんが子供の頃遊んでいた土地。私には懐かしさはないけれど、どこか遠い記憶の中にある子供時代を懐かしく思い出させてくれます。
ここは飛騨高山へ向かう高山本線が通っています。
時折列車がのどかに走っていきます。

稲穂本家にも立寄り、ずうずうしくもまた子供達は庭先の畑(と言ってもすごく広い!)のトマトやナスを収穫させていただきました。
昨年もお世話になったので、娘は「トマトのおじさん」と覚えていて、楽しいようでした。ほんとずうずうしくてすみません!でもこんなこと、こちらでは小学校の体験用の畑でくらいしかできません。その体験用の畑よりずっと広い庭先の畑。土地が豊かというのは本当にいいことです。
今年のお米の状態は良いようで「豊作」になるのではないかと本家の方がおっしゃっていました。
これから9月にかけての台風や冷害がなければいいなぁと思います。

この地はなんと言っても「水」が良いのです。北アルプスからの水は本当に冷たくて豊かで大きな川や用水がいくつもあります。東京に行かれたら水事情が乏しいことで驚かれるだろうと思います。

プールの水

午後は甥姪も一緒に太閤山ランドのプールへ。
夏ピーク!という感じの暑さでした。流れるプールや波のプールも堪能し、子供達は大満足だったようです。

⌒(*^ー^*)⌒さんと再会♪そして夜はネットでのお友達⌒(*^ー^*)⌒さんと1年ぶりの再会を果たしました♪
今回は富山湾の岩瀬浜海岸にほど近い「岩瀬カナル会館」に行きました。カナルとは「運河」という意味。
岩瀬浜海岸から運河が引かれ、マリーナになっているのでした。
⌒(*^ー^*)⌒さんから美ヶ原高原の御土産や子供達には花火セットまでいただきました。ありがとうございました(*^_^*)色々なお話をして時間はあっという間に過ぎてしまい、別れを惜しみつつまたの再会を約束して帰途に。⌒(*^ー^*)⌒さんいつもありがとうございます(^_^)♪

3日目は予定が変わったのでのんびり過ごしました。

岩瀬カナル会館お土産を買おうということで、ちょっと遠出。ご当地ものが欲しいので、またまた昨夜と同じ岩瀬カナル会館へ。富山は薬売りも有名。富山の薬が1包から売られていました。
娘はご当地ミッキー・ミニー、息子はガラス工芸の小瓶をそれぞれお友達に買っていました。

翌日はもう帰京です。
義妹一家が休みを取ってきてくれたので、一緒にお昼ご飯を食べてのんびり出発。
生まれた赤ちゃんは3人目で、生後8ヶ月。可愛かった~~~!
次に会うときはあちこち走り回っておしゃべりになっているんだろうなぁ。

ここ数年は嫁っぽいこと全然していなくて完全なお客さん状態。
お姑さんには申し訳ない限りですが、少し距離感があるほうがお互いにいいのかも。
子供達はそんなおばあちゃんが大好き。
また会いましょう。

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北陸の旅2008帰宅編

北陸ルート

北陸へ行くのには前述したように東京→関越→北陸のルートと、東京→中央道→上信越道→北陸のルートがあります。

いつもは往復関越ルートを使いますが、たまに魔がさしたように(笑)中央道ルートを行ってみようと思うことがあります。今回その魔がさし(笑)、帰りに上信越道へ行ってみました。

結論から言うとまだダメです。(笑)

上信越道はところどころがまだ2車線で、対面走行が多く、緊張します。トンネルも多いし。
何より中央道に入ると渋滞が!
小仏トンネル手前45km付近から渋滞22kmって出てました。なんという渋滞っぷり!

途中2時間近くも豪雨に遭い、50km/h以下の走行速度で行かないと全く前も見えませんでしたし、快適なドライブとは言えない感じでした。
でもイライラ感はありませんでしたねー。結局帰宅できたのは22時半近かったのですが、東京は雨降ってませんでしたし。


刻々と変化する風景を掲載しておきます。

富山付近

新潟県境付近

長野に入って大雨

妙高付近

梓川SA←クリックすると大きく見えます(^_^)
途中「梓川SA」で虹が見えました。この虹、とっても大きくてしかも二重虹。
SAに向かうときから見えて、虹の根っこもうちのダンナさんが撮影しましたよ♪

二重の虹

岡谷を過ぎて←クリックすると大きく見えます(^_^)
たしかに関越ルートのほうがスムーズに通れるのですが、長野側のほうが雄大な北アルプスの山々の風景を楽しむことができます。
そういう意味ではこちらを通ってよかったなと思うのですが、いかんせん東京に入るまでの渋滞はどうにもしがたく。

暗くなる空

美しい夕焼け

急に夜に

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2008.08.18

リズム天国

日頃あまりゲームをしない私も、大好きなゲームがあります。
それは「リズム天国」シリーズ。

2006年8月にゲームボーイアドバンス(GBA)用のソフト「リズム天国」が出たのですが、発売してすぐ買い、家族全員ではまりました。
私はリズム感があまり良くないので、本当に四苦八苦しました。でもGBAのソフトということで操作が比較的単純にできているのがよかったのです。
それから2年、ついにDS用のソフト「リズム天国ゴールド」が発売されました。

リズム天国ゴールドリズム天国ゴールド
こちらはDS用ということもあり、タッチペンで「はじく」「こする」「たたく」という操作が必要になります。
操作性・ゲームの難易度は上がりましたね~。
難しい・・・。ノリ感が良くないとなかなか次に進めません(^_^;
DSのタイトルの中では比較的安価なのも◎。実売で3,000円ほどですし。

リズムのことだけ考えて集中するっていうのは楽しいです。
ただし本気(笑)でそうしたいならヘッドホン推奨。

リズム天国リズム天国
任天堂のGBA最後のタイトルだったこのソフト(GBAとしてはスクエニのFF6が最後)、GBAだけでなくDSでもプレイできるというのがうちではポイント高くて買ったのですが、ゲームキューブ(GC)でも遊べるのがまたなんとも良かった!
GCはGBAソフトがプレイできる「ゲームボーイプレイヤー」を接続できたので、それを使ってテレビ画面に映し出して遊んだりしました。
(話はそれますが、GCのソフトはWiiでも遊べるんですよね~。)
リズム天国のソフトそのものは定価の3,800円ではもう買えないみたいです。市場に出てるのを見ると5,000円~1万円近くにまでプレミアが付いてます。一時は2,500円くらいで買えたのに。
ちなみにDSのソフトは「nintendogs」「どうぶつの森」「マリオカートDS」など100万本を超えるタイトルが20本以上あります。「Newスーパーマリオブラザーズ」なんて500万本を売り上げてるんだそうで、それに比べると「リズム天国」は25万本にとどまるのだとか。
それでもヒットだと思うんですけど、市場にそれしか出ていないということでプレミアが付くのかもしれません。

そのうちWiiのバーチャルコンソールで買えるようになるのかもしれませんね。いったいいつになるやら・・・ですけど(^_^;

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2008.08.10

盆踊り&よさこいソーラン

よさこいソーランを踊る子供達

地元では毎年大きなけやきが一本そびえている「けやき広場」で盆踊り大会が2日間に渡って行われます。
2日間で述べ1300人くらい集まるのではないでしょうか。
夜店はそんなに多くないし、食べ物も少ないけれど、盛り上がってました。

昨年子供会の世話人を引き受け、子供会でも「よさこいソーラン」を出し物としていることを知りました。
盆踊りの前3日間を練習日として、1時間特訓します。
踊りの指導は、その前の世話人だったMさんです。
Mさんもすごく練習して覚えたとおっしゃってましたが、踊る姿がりりしく、とてもカッコイイです。

特訓と言っても子供達はすごく柔軟性があるので、30分も教えればお手本で前に出ていなくても踊れてしまう子があらわれ、その子を中心に1時間くらいでだいたいの子が通しでできてきます。
3日間全部出ればほぼ完璧に踊れます。すごーい。

大人は踊る恥ずかしさみたいなものが邪魔するのか思い切った踊りじゃないこともあって覚えもいま一つなのかもしれません。
本番はやぐらの上に乗って踊るのは子供だけということもあるかもしれません。

私も昨年は掛け声の部分とかは一生懸命がんばったけど、それ以上がんばったかどうかは言えない状態でした。
今年は息子@小3が踊ることになったので一緒に練習がんばってみました。
だけど一つの動作が終わって次に行くときのきっちりしたメリハリが上手くなかったなー。Mさんはちゃんと次に移るときはこう!っていうのが身体で表現できているから素晴しいのですよね。

息子も最初はヘラヘラとしていたので、お友達にたしなめられるほどでしたが、いざ本番になってみるとびっくり!けっこう踊れていました。もちろん上手い!というほどではないんだけど、踊りの順番はちゃんと覚えていたみたい。偉い、偉いよ!1日目より2日目はもっと上手くなっていたし。
家でも一生懸命練習した甲斐がありました(^_^)

今年は小5~3歳の子供達40人くらいが集まって踊ってくれました。本当にありがとう!
小さな子達はやぐらの台に上がるだけでも可愛いのでよかったです!
大きい子達は鳴子を持った姿がカッコよかったです(^_^)!

指導してくれたMさんも、練習の手配からお世話から色々してくださった今年の世話人の皆様も本当にお疲れ様でした!!

2日間とも行きましたが、お祭りは楽しいものですね。いろんな人に会えるし、社交場だなぁって思います。

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2008.08.02

高橋留美子展に行きました

高橋瑠美個展入口銀座・松屋デパートで行われた「高橋留美子展」に行ってきました。
開店少し前に着いたのですが、もうたくさんの人が待ってました。
チケット売り場も長い列が。
こういうときはチケット事前に入手が基本なのかも。
でも入口で映像流しちゃダメですよぅ。人が流れません(^_^;

展示内容は6つに分かれていました。
1.うる星やつら
2.めぞん一刻
3.らんま1/2
4.犬夜叉
5.その他のルーミックワールド
6.うる星やつら新装版のために描かれた34人の作家の「ラムちゃん」

これに冒頭のアニメと「犬夜叉」「らんま1/2」の新作(日替わり交代上映)の上映ブース。

ポスター展示品は高橋留美子さんが使っているという大きな三角定規と「高橋留美子」と印刷されている専用原稿用紙に始まり、そのほとんどが彩色されている原画(モノクロ、本編の原画は一つのテーマに4枚くらい)で、あとは発行当時のコミックスと作者本人が所蔵している小道具?類。ヤカンとか道場の看板、模造日本刀など。
それと「めぞん一刻」の管理人室や一刻館の入口再現などです。

お客さんは親子連れがとても多かったのですが(私も一緒に行った友人も子連れ)、子供達にはアニメのらんまや犬夜叉は知っていても、漫画のラムちゃんや響子さんはなじみが薄く、感動に浸っていたのは親世代の中年ばかりでした(^_^;

「うる星やつら」のカラー原画は扉絵に使われたものが多く、連載当時に見たことがあったものばかりで懐かしい気持ちになりました。
高橋さんは漫画を描くのがとても好きだとインタビューでも言っていたのですが、漫画は好きでもカラーイラストは初期にはそんなに得意ではなかったのかもしれません。初期作品のカラー原画はおせじにもすごく上手いとは言えません。無骨なタッチで少々荒っぽい感じがします。
しかし漫画家生活30年、どんどん洗練されていくのが良くわかります。ファンがたくさん付いたのも、この上達ぶりがあったからこそかもしれません。
「らんま」の頃は色も明るく、画の構成が見事です。

画風の変化というと、アニメっぽい雰囲気がカラー原画には見られます。
「らんま」「犬夜叉」は少年誌の連載ということもあるのかもしれません。

個人的にはモノクロ原画をもっとたくさん見たいと思いました。
入口付近にあった高橋さんの定規、それは集中線を引くためのものだとかで、1円硬貨を2枚貼り付けていて使いこまれてることが良くわかるものでした。
そういう道具やモノクロ原画のトーンや線をもっと見たかったです。
その中では、最近連載が終了した「犬夜叉」の最終回のネームが展示してあったことは特筆できます。
大きなカラー原画の中でひっそり展示してあったのであまり注目されていなかったのですが、漫画家の仕事ぶりが分かる良い展示だったと思います。

松屋銀座店34人の漫画家さんが描くラムちゃんのコーナーはそれぞれの個性が発揮されていてとても面白かったです。
高橋さん本人も書き下ろしているのですが、タッチが全然違ってしまっていて、時の流れは大変なものだと思いました。
松屋銀座店という、おしゃれの中心地での展示は少々違和感がありましたが、12年近く前に8年ほど働いていた銀座はクラシックな雰囲気を今でも持っていてどこか懐かしく、面白く思いました。

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