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2009.05.03

ものクリフェスタ2009春

ものクリフェスタ2009春・入り口

4月29日に「ものクリフェスタ2009春」というイベントに家族で行ってきました。

このイベントは第6回です。そう、1回目から5回連続秋に出展していた「もの作りビッグギャラリー」→「モノクリエイション」→「ものクリエイション」がイベント名を変化させて春に開催されたものです。
開催は4月28日(月)12:00~19:00と29日(火)10:00~17:00の2日間。場所はビッグサイトでした。

春の出展は、今までしてこなかったのとGWの始めということと、平日が含まれている、開催時間も微妙、と色々条件的に良くなかったので、早々にあきらめたのでした。
そこで一応見ておいたほうがいいだろうということで、なんとか時間を作って行くことにしました。
チケットも出展者の方が「プレゼントしますよ~」というのを前日だというのにメールで泣きついて(しかも初対面の方に!)送っていただきました!(その方のことは後述します。)感謝!

開場前に到着したのですが、駐車場がガラ空き!不安を感じながら建物に入ったら、なんと西4ホール以外は何も開催イベントがありませんでした。・・・道理で。

いやな予感を覚えつつ、当日は、ブログで知り合ったともぴーさん親子と入り口で待ち合わせて、わくわくしながら入場となりました。
一応開場前で入場待ちの列もあったのですが、それすらも200人程度。
入ってみると閑散とした広い会場にこれまた少ない出展ブースが。

このイベントを通じて知り合いになった方々のブースをたずねたり、いくつかのショップでお買い物をしたりしても何度も同じところを往復している感じになりました。
他にあったのは恐竜の大きな模型やザリガニ釣り、わたあめ作り、ポップコーンなどのお菓子系、たくさんの昆虫標本と世界の甲虫たち(こっちは生きています)。
子供達がわいわいと集まっては楽しく並んでいました。

会場の半分はステージと休憩所になっていて、初めて大規模なお弁当販売コーナーがありました。
前回までにこういうところがあったらよかったのに・・・。

ともぴーさん親子とはその後すぐお別れしてしまい、私たちもお昼前には会場を後にする・・・というほど短時間のイベントとなってしまいました。

収穫は、お目当ての作家さんたちにお会いしてお話ができたということ。
初めて出会った方とも楽しく会話ができてよかったです。
それぞれのブースについては別途書きます。

前日は笑ってしまうほどの入りだったそうで、これはイベントとしては大失敗だったことは言うまでもありません。
みんな元気がなかったので、「元気のでる ものクリフェスタ」というタイトルは皮肉となってしまいました。

なんというかテーマが回を追うごとにブレていくんですよね。
良いほうに動いてくれることなく、オーガニック・エコ・食育といったほうへ進むので、当初の「ものづくり」というコンセプトはどうしても影をひそめてしまうことになっていったのです。

第4回くらいまでは、「手作り・モノづくりを応援」という感じだったので、その年のクリエイティブのトレンドが分かりましたが、今回ほどそれを感じないことはありませんでした。
フェイクスイーツがちらほらあったくらいでしょうか。
そして出展者の年齢の幅もすごく広くて、それに伴うお客さんの年齢層もさまざまだったのがこのイベントの良いところでした。

たぶん2回くらい前には親子で楽しむ体験コーナーがもっとあればよかったのに、というのがありました。
それを踏まえて「親子で」というのがメインコンセプトになったのでしょうね。
でも、それって間違ってます(笑)。
28日は平日です。世の中16連休とか言って騒いでましたが、公立の小中学校は当然カレンダーどおりなので学校はあるのです。学校が終わってから、を狙っての12時開催だったのかもしれませんが、そういう日は子供は習い事も普通にあるし、塾もあります。親も疲れて午後からビッグサイトまで行こうなんて言いませんって(^_^;
(うちだって息子が具合悪かったからね~。)

東京都の教育委員会が後援なのに、なぜこれに気がつかなかったのか不思議です。

クリエイターさん達は、私も含めて「色々な人に」観てもらいたいという思いがあります。
親子連れが多かったら親子連れに受けるものを・・・なんて考えてはいません。
このイベント自体が新規で、出展ブースも規模もけっして大きいものではなかったけれど、東急ハンズやジョイフル本田、フジサンケイリビングなどの大きな企業が協賛してくれていたので、それなりの集客はありました。

今回はそういうことがなかったからなのか、知名度が下がってしまったようです。

有名タレントを起用して呼び込みもしたのに、です。


私にとっては、居心地がとても良く、落ち着いた雰囲気があったイベントだっただけに残念でなりません。
次回、このイベントがあるかも分かりませんが、チームで出しているため、次回は別のイベントに出展を予定しています。

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はらドーナッツ

はらドーナッツ
ママ友と吉祥寺のはらドーナッツに立ち寄ってみました。
神戸にある「原とうふ店」から直送されたおからと豆乳を使った手作りドーナッツなのだそうで、行列ができていました。
試しに一つ買って路上でぱくり。

ミスドのようなアメリカンスタイルに慣れてしまっていたので、お母さんの手作りドーナッツは、ちょっと油っぽさとおからの重さが気になるのと、甘さがないので小さな一つのドーナッツだけで満腹感を早く感じます。

ウーロン茶のようなお茶を一緒に買っておくことをおすすめします。
(はらドーナッツでは売ってません(^_^;)


この「はらドーナッツ」は店舗数が15店あります。結構多いので、どこかで出合っているかも。

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2009.05.01

大恐竜展

大恐竜展春休みの話ですが、東京・国立科学博物館で開催中の「大恐竜展~知られざる南半球の支配者~」に息子のお友達母子と私達母子で行ってきました。

何度か行った恐竜展で最近は5年前!の幕張メッセでした。5年ぶりの恐竜展観覧だったのですね。

今回の展覧会は副題にあるように南半球で発掘された恐竜の化石の展示が主なものです。
2億年前に存在した超大陸「パンゲア」がローラシア大陸とゴンドワナ大陸に分裂した頃に生息していた恐竜たち。
気の遠くなるような長い長い月日を超えて、その化石が見られることの驚きを感じることができる展覧会です。

科博のシロナガスクジラ

40分待ち春休みということもあって、入場待ちの列が作られていて、その日は入場40分待ちでした。前売り券を買ってきていてよかったです。
春の上野公園は緑が美しく、少し汗ばむほどの陽気で、さほど待つのに辛い思いはしませんでした。少し遠くに"科博"のシンボルの大きなシロナガスクジラのオブジェが見えて、楽しく待つこともできました。

いよいよ展示場です。ちょっと驚いたのは動画とフラッシュが禁じられていたけれど、撮影は自由だったこと。
堂々と携帯やデジカメで撮影することができるのは面白かったです。

ノアサウルス科の一種今回は比較的復元が多く展示されていました。復元は一部が本物の化石で、あとは研究によって形を考えて作った部分と組み合わせたものだと思います。レプリカは全てが作り物。その違いは、化石を楽しむ上でとても大切ではないかと思います。

発掘した状態での化石(一部復元含む)もあり、そういうところから立体的に骨格標本として復元する、というのはとても大変な研究と作業になるのだろうなと思いました。

マプサウルスこの展覧会の一番の目玉は、アルゼンチンで発掘された「マプサウルスの親子」展示。
一般的に大型の肉食恐竜は単独行動をするといわれていますが、この標本で親子での行動が裏付けられたのだとかで、親子で仲良く歩くような展示になっていました。本当にそうだったかは分かりませんが、もしそうなら数億年前でも親子での行動、子育てが行われていたことがあったんだと知ることができ、なんだか嬉しい気持ちになりました。とは言っても肉食恐竜ですからね・・・。発掘時には別の恐竜を餌として食べた跡もあったそうです。

今回の展示は、そういった南半球の恐竜の化石が現代ではまったく離れている南アメリカ大陸とアフリカ大陸の両方から同じ種類で発掘されていることから、ゴンドワナ大陸がかつて存在し、今はそれが二つに大きく分裂した証拠として提示されていることを意味するものです。
人類の起こりは約500万年前。
人間がこの地球上で文明を持って暮らし始めたのはおよそたったの1万年前、それよりもずっとずっと悠久の時を超えた2億年前とも5億年前とも言われる頃に暮らしていた恐竜たち。
そんな大昔のことを発掘という地道な作業を繰り返しながら、懸命に知ろうとする人間とは、なんと不思議なものなのだろうと考えてしまいました。

子供たちにとっては「きょうりゅう」という不思議な生き物がかつてこの地球に存在していて、今はいない、ただそれだけくらいにしか思っていないかもしれませんが、いつかこんな生命の不思議、地球や宇宙の不思議に思いをはせてくれたらいいなと願っています。

翼竜娘と私が好きだと思った恐竜はこちら→
翼竜(名前を失念!)。
頭がすごく大きいんだけど、これはトサカみたいなものでしょうか。こんなに大きな頭部に比較して脚部分のなんときゃしゃなこと。
あまりにも可愛くてずっと観ちゃいました(^_^;

Dino02お土産コーナーでは、巨大なガチャポンがありました。
これは恐竜の消しゴムフィギュアが入ったスーパーボールなのだとか。
息子が低学年くらいだったら真っ先に買っていそうだけれど(^_^;、今回は見向きもせず、アンモナイトの化石を購入していました。
一緒に行った友達は「博士」と呼ばれるほどの科学少年。
会場内でも二人で一生懸命に観ていました。
これからもこういった方面での友人を大切にしてほしいと願う母なのでした。

お土産のアンモナイト

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